飲酒運転の呼気検査でのミスを隠すため、証拠物の「アルコール検知管」を自分の呼気を入れたものとすり替えたとして、広島県警は18日、広島中央署の男性警部補(57)を証拠隠滅容疑で書類送検した。
また、減給10分の1(3か月)の懲戒処分とした。
発表によると、警部補は昨年10月16日、自分が呼気検査した男性の検知管を交通課から持ち出し、別の検知管にすり替えて隠した疑い。
警部補は14日、アルコール分を検出した検知管を証拠物として交通課に提出し、その際、測定時より数値が上がっているのに気づいた。このため、自らが自宅で飲酒し、予備の検知管で元の数値に合うように測定したという。
交通課員が検知管を入れた封筒に開けられた跡があることに気づき、発覚した。検知管のキャップの閉め方が不完全な場合などに、空気が入って数値が変わることがあるといい、警部補は「以前にも同じようなミスをして注意を受け、信用をなくすと思った」と話しているという。
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