バンクーバー五輪女子フィギュアスケートで、ショートプログラム(SP)首位発進した韓国の金妍兒(キム・ヨナ、19)に、「日本のコリアタウン」こと東京・新大久保は早くもフィーバーしている。韓国料理店では26日のフリーを前に、金メダルをイメージした定食「キム・ヨナスペシャル」を販売。周辺の韓国グッズ店ではキムのエッセー本が売り切れるなど、既に勝負は決まったかのようなムードだ。
ペ・ヨンジュンら韓流スターのグッズ販売店が多く立ち並ぶ新大久保。韓国料理店「ワールドカップ」では24日のSP終了後、金妍兒の金メダルを確信したかのように、特製チヂミを盛り込んだ定食「キム・ヨナスペシャル」(1680円)の提供をスタートした。10品が並んで通常の半額ほどの価格。同日夜だけで早速約10食の注文を受けるほど大盛況だ。
チヂミが星のように並ぶ中央に、光り輝く金メダルをイメージした目玉焼き。ほかにもカルビ焼き肉やナムルなどが満載。崔亨珠社長(52)は、以前大会で優勝した金妍兒がメダルを持つ写真に、おもむろに金色の折り紙を張って輝きを強調し、「この方が目立つでしょ。世界中がヨナに期待してるのよ」と一足お先? に金メダルを授与。フリーでも1位は間違いないと言いたげだった。
韓国グッズ店「コリアプラザ」では、エッセー集「キム・ヨナの7分ドラマ」がSP終了直後に、用意していた約15冊が売り切れた。韓国語版のみだが、電話で本を注文をする日本人ファンも多く、約20件の問い合わせが殺到。1回で20冊ほどしか入荷できず、店員の竹内吉将さん(29)は「なかなか大量に仕入れられない」と嘆いた。
韓国焼き肉店「高麗」では、金妍兒が金メダルを獲得したら、名前に「金」が入った来客にマッコリ1杯(400円)をサービスすることを決めた。マネジャーの李光揆さん(39)は、最初は「キムさんだけ…」と控えめだったが、次第にテンションが上がり「鈴木」「鎌田」や「鉄也」「鋭一」など名前のどこかに「金へん」があればOKに。
「これなら日本人も韓国人もサービスできる」と太っ腹なところを見せながら、「キムは必ず金メダルだよ」と自信満々だった。
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